2019年10月28日

パスポートがないと始まらない


初めてパスポートを申請する人も,パスポートを更新する人も,基本的な手順は同じです。

1 書類とおカネを準備する。

(1)16,000円(10年パスポート)または11,000円(5年パスポート)
(2)戸籍謄本1通(6か月以内)
(3)住民票1通
(4)写真1枚(パスポートサイズ 横35mm×縦45mm)
(5)写真付きの公的身分証明書(マイナンバーカード,運転免許証など)1つ

写真付きの公的身分証明書が無い場合は,健康保険証,年金手帳,印鑑証明書+実印,などから証明書が2つ必要です。

注意事項として,それぞれの証明書の住所,氏名が申請書に記入する住所,氏名と一致していることを確認します。もし,転居などでまだ住所変更していないときは,先に住所変更手続などをしましょう。

(6)一般旅券発給申請書1通
 (A)旅券事務所に置いてあるものを使って手書きで記入するか,または
 (B)WEB上で必要事項を入力してダウンロード,印刷,手書きで署名します。

WEBの申請書はここにあります。

未成年者が申請する場合は,申請書に親権者の署名が必要です。一人で旅券事務所に行ってこの申請書を書いても,親権者の署名が無いので受け付けてもらえません。(B)の方法で申請書を用意して,親権者に署名をお願いしましょう。

自分の名前をローマ字で記入するところがありますが,ヘボン式が原則です。海外で使おうと思っているクレジットカードにも自分の名前がローマ字で刻印されていますが,これとパスポートの綴りが違っていると,クレジットカードを使うときにトラブルを起こすことがあるので,十分に注意しましょう。

できれば,パスポートのローマ字名の綴りと違うクレジットカードは海外で使わないほうが無難です。

2 旅券事務所に行って申請する。

1の書類が用意できたら,自分の住所がある都道府県の旅券事務所に行きます。

外務省を代理して都道府県がパスポートの申請受付と交付事務をしているので,それぞれの都道府県庁所在地に旅券事務所があります。場所はホームページで確認できるので,例えば「パスポート 千葉県」などでWEB検索してみてください。

申請受付日時はどこの旅券事務所も大体同じで,次の通りです。
  •  月曜日から金曜日(祝祭日,年末年始を除く)
  •  午前9時から午後4時30分
ただし,とても混雑する日や時間帯があります。ゴールデンウィーク前,お盆前,年末年始休暇前などは大変混雑します。午前中のなるべく早い時間に行ったほうが良いでしょう。

3 パスポートを受け取る。

パスポートの申請日と受取場所が決まると,受取開始日が決まります。

受取日に受取場所に赴いて,収入印紙と収入証紙で手数料を支払います。受取場所には収入印紙と収入証紙の販売所があって,係の人もよく心得ています。そこで現金を出すと窓口で収入印紙と収入証紙を用意してくれます。

申請するときは代理人でも受け付けてもらう方法がありますが,受取時にはパスポートの顔写真と本人が照合されます。たとえ生後3か月の赤ちゃんでも,本人が出向かなければなりません。パスポートを交付する係の人にベビーカーに乗せた赤ちゃんの顔を見せている若いお母さんを見かけたりするくらいです。

にほんブログ村 旅行ブログ タイ旅行へ

0 件のコメント:

コメントを投稿