もう1年以上経っていますが,2018年6月末日までは外国人旅行者も比較的簡単にタイの銀行で預金口座を開設できました。だからといって,書類が無いのにいきなり銀行の窓口へ行っても口座を開設することはできません。
預金口座を開設するためには必要な書類を揃えておく必要があります。2018年6月末までに銀行口座を開設する段取りは次の通りでした。
1 日本から出発する前に用意しておくもの
- パスポート(原本)
- パスポートのコピー(写真のあるページ)1部
- パスポートのコピー(全ページ)1部
- 運転免許証(原本)
- 運転免許証のコピー(表と裏)1部
- 日本の銀行預金通帳原本(預金残高がなるべく多いもの)
- SIMフリーのスマートフォン
2 タイに到着してから用意するもの
- 通話機能付きSIM(またはツーリストSIM)
3 在タイ日本大使館へ行き,運転免許証抜粋証明(英文)の発給を申請します。
(1)大使館の場所
(2)開館時間
08:30-12:0013:30-16:00
(3)大使館まで歩く。
MRTルンピニ駅の1番出口を出たら,目の前の道路を右に曲がって5分くらい歩けば到着します。曲がり角のところがバイタク(バイクタクシー)の乗降場所になっていて,乗客もバイタクも頻繁に出入りするので,ぶつかって事故でも起こさないように気をつけてください。(4)大使館に入館する。
大使館に着いたら,「領事部受付」と書いてある看板を目指して歩きます。受付にはタイ人の守衛さんがいるはずなので,パスポートを見せてから入館します。(5)必要書類
- パスポートの原本
- パスポートのコピー(写真のページ)1部
- 運転免許証の原本
- 運転免許証のコピー(表と裏)1部
(6)書類を書く。
館内に入ってから,証明書発給申請書に必要事項を記入します。申請書は大使館に備え付けてあります。記入用に黒のボールペンを持って行ったほうがいいです。結構待たされるので,できれば朝一番で開館直後に申請したほうが良いです。初日にできることは以上です。原則として,申請した証明書の受け取りは申請日の翌日ということになっていますが,朝一番で申請して2時間くらい待てば当日中に証明書を受け取れるようです。
4 原則として,申請日の翌日にもう一度大使館に行って,証明書を受け取ります。
5 バンコク銀行の本店に行って,銀行口座を開設します。
(1)バンコク銀行本店の場所
(2)営業時間
8:30-16:00(3)バンコク銀行まで歩く。
BTSサラデン駅を降りたら,ルンピニ公園を背にして(=MRTシーロム駅方面と反対方向に),シーロム通りの左側を真っすぐ7分くらい歩くと到着します。進行方向に向かって左手にバンコク銀行の本店が見えてきますので,正面入り口のなるべく左側から館内に入ってください。正面入り口から見て右側は預金業務などの窓口や機械コーナーです。館内に入ると通路の真ん中にエスカレーターが見えるはずです。そのエスカレーターを通り過ぎた奥の広い部屋に銀行口座の開設や変更届などを受け付ける窓口があります。
広い部屋の入り口には受付番号を発行する機械が置いてあるので,日本語で「ジャパンデスク」と書いてあるところのボタンを押して受付番号票を受け取って中に入ります。
ジャパンデスクは広い部屋の真ん中にある太い柱の向こう側にありますので,遠慮しないで広い部屋の奥まで進み,柱を取り囲むソファに座って自分の受付番号が表示されるまで待ちましょう。
(4)必要書類など
- パスポートのコピー(全ページ) 1部
- 運転免許証抜粋証明 1通
- 日本の銀行預金通帳(原本) 1通
- 電話番号
- 宿泊先住所がわかるもの
- 現金
(5)書類を書く。
担当者の指示に従って,口座開設の申込書類に記入してください。日本の普通預金に相当する貯蓄預金の通帳とキャッシュカードはその場で発行してもらえます。口座開設時の手数料が少しかかりますので,口座を開設するときに入金する金額は少し多めにしておいたほうが良いでしょう。以上が2018年に銀行口座を開設したときの段取りでした。2018年7月以降は上に書いたやり方ではできないようです。でも未確認情報によると,別の書類を用意すれば何とかなるかもしれないらしいです。
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