2019年11月1日

お薦め両替所【4選】


両替は銀行でするもの,と思い込んでいませんか?

タイではもちろん銀行でも外貨の両替はできます。でも,普通は街中にある両替商のほうがずっと両替レートが良くて,中には副業で両替しているのか,本業で両替してるのかわからないくらい両替の仕事で忙しいところもあります。さらに,両替商の間でも両替レートはまちまちなのです。

日本円10,000円当りで10バーツのレート差でも,10万円を両替すれば100バーツの差,100万円を両替すれば1,000バーツの差になります。

ところが,銀行と街中の両替商とのレート差は日本円10,000円当り10バーツどころか,50バーツから60バーツにもなります。100万円の両替なら,5,000バーツ以上も違ってきます。これは,バンコクの都心から離れた地方へ行けば,1か月分の家賃と同じくらいの金額です。

5,000バーツを日本円に換算すると,だいたい17,500円(=5,000バーツ×3.5円/バーツ)くらいです。100万円当りで17,500円の差があるので,
17,500円÷1,000,000円=1.75%
両替商と銀行の両替レートの差になるので,銀行は両替金額のだいたい1.5%から2%くらいの手数料を余分に取っていることになります。(ちょっと追及しすぎ?)


お薦め両替所

1 スーパーリッチタイランド(緑のスーパーリッチ)




おそらくタイで一番有名な両替商と思います。

本店の最寄り駅はBTSスクムウィット線のチットロム駅です。初めて行くときは,チットロム駅で降りたら,サイアム駅方向に進んで,最初の大通り(ラーチャダムリ通り)を右に曲がります。

真っすぐ歩くと運河にたどり着く前に右手にバンコク銀行があるので,銀行を通り過ぎたらすぐ右手に入ります。そうすると,辺り一帯に両替所が見えますので,進行方向の左手に緑色の看板を探してください。

チットロム駅から歩いて10分くらいかかります。タイはとても暑いので,コンビニでペットボトル入りの水を先に買ってからゆっくりと歩いてください。

慣れてくると暑い道路を歩かなくても,駅から直結する冷房が効いたいくつかの商業ビルの中をたどってすぐ近くまで行けます。

スワンナプーム国際空港にも支店がありますが,本店よりも少しレートが悪いです。

いつも本店と同じレートで両替できる支店がシーロム通りのジュエリートレードセンター(Jewelry Trade Center Thailand)内にあるので,本店まで行く時間が無いときはこっちも便利です。


2 スーパーリッチ(オレンジのスーパーリッチ)




同じスーパーリッチの名前がついていますが,スーパーリッチタイランドとは別の両替商です。

同じ名前が付いているのは,もともと母親と一緒に始めた両替業を息子たちが引き継いだ時に,兄弟で喧嘩別れしたからだそうです。

場所は,緑のスーパーリッチの真ん前にあります。緑のスーパーリッチと競争しているので,両替レートはほぼ同じです。オレンジのスーパーリッチは色も目立ち,あちこちに支店がたくさんあります。


3 X-One




いまのところ支店が無くて1店舗だけで営業しているのでマイナーですが,ベストの両替レートを出すことが多いです。

最寄り駅はBTSシーロム線のチョンノンシー駅から行く方がわかりやすいです。

駅を降りたら,シーロム通りに向かって歩き,そのままシーロム通りを横切って突き当りの道路(スリウォン通り)まで進んだら右折します。

スリウォン通りの右側を歩いていくと右手にTMB銀行があるので,その隣にあります。駅から歩いて10分くらいです。

4 タニヤスピリット




シーロム通りからタニヤ通りに入ったすぐのところにある酒屋さんです。

お店の中に入ると確かにお酒類がたくさん置いてありますが,来店客はお酒にはまったく関心が無いようです。


注意点

両替には一点だけ注意が必要です。それは両替の証明書となる正式な計算書を発行しない両替所があることです。上の両替所リストで言うと,タニヤスピリットでは両替計算書は出ません。

会社の業務で海外出張して後日旅費を精算する際に,会社で両替計算書が必要になるかもしれません。

また,ロングステイビザを取得しようとする際には,両替所が発行する正規の両替計算書が必要になる場合がありますから,十分にご注意ください。



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