くすりと薬局
必須ではありませんが,用意しておいた方がよいものの中に「くすり」があります。風邪薬はタイのコンビニでも普通に売っていて,値段は安いのにその効果はとても強力です。頭が痛いとき,熱が出たとき,鼻水がでるとき,咳が出るとき,喉が痛いとき・・・どんなときでもセブンイレブンで売っているタイレノールを勧められます。セブンイレブンはどこにでもあるので,いつでもタイレノールを買うことができます。
もし,何を飲めば良いのか分からないとか,こんな薬を飲んで大丈夫なのかと心配なら,BTSスクムウイットラインのアソーク駅(Asoke)近くにブレズ薬局があります。ここには日本人の薬剤師さんが常駐しているので,この情報を知っているだけでも大変心強いと思います。
でも,ホテルからわざわざアソークまで行く余裕も時間も無いというときがあります。それは,初めてタイを訪れる人に共通の悩みなのですが,ズバリ言って下痢なのです。どんなに気をつけていても,下痢になってしまうんですね。
水道水は飲まないから大丈夫だと思っていても,どこかの食堂やレストランで出される飲み物には氷が入っていて,ではその氷の出所を考えると,やっぱり水道水だったのではないかなどど勘ぐってみたりするのですが,後の祭りです。
ホテルから出て観光に行こうと思っても,直ぐにトイレに駆け込みたくなって,ときには青い顔をしてトイレを探してさまようことになりかねません。BTSには駅にも電車の中にもトイレはありませんから,こんな状態でBTSに乗るのは大変勇気がいりますね。
そこで,「くすり」というのは正露丸のことなのです。タイに着いたら,予防的に毎食後,1粒から2粒くらいを飲んでみてください。人によっては適量が違うので,量は少しずつ自分で調整する必要があります。そうすれば,トイレに駆け込むということがピタリと無くなるはずです。
旅行保険
軽いけがをしたり風邪をひくくらいならまだましですが,外国で重い病気にかかってしまった場合に備えて,海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。例えば,知らない間に蚊に刺されて,南国に特有のデング熱とかマラリアに感染してしまったら,入院が必要です。日本国内の健康保険が使えないので,タイで病院にかかったり入院したりすると,目玉が飛び出そうになるくらいの治療費がかかります。
海外傷害保険の申し込み方法
- 旅行代理店経由で海外旅行を申し込む際に,同時に海外傷害保険を申し込む。
- 飛行機に乗る前に空港のカウンターまたは機械を操作して申し込む。
- 海外傷害保険付きのクレジットカードを用意する。
注意点
怪我をしたときや盗難にあったときだけに使える保険なのか,病気で治療したり入院したときの治療費までカバーできる保険なのかを確認しておきましょう。クレジットカードに付いている海外傷害保険は,カードを持っているだけで付保されるのか,そのクレジットカードを使って航空券を買ったり海外旅行ツアーに申し込んだときに限って付保される条件なのかを確認しておきましょう。
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